2007'08.07 (Tue)
Tchaikovsky: Symphony no. 4/Antal Dorati
Mercury Living Presenceの1枚。
録音は1960年と1959年。
演奏・録音ともに優秀、
特に、録音は素晴らしい。
吹きあがるような、目の覚めるような金管は、
最近のデジタル録音では、
なかなか表現できないものだ。
推奨盤。
演奏:
Symphony No. 4 in F minor, Op. 36
Composed by Pyotr Il'yich Tchaikovsky
Performed by London Symphony Orchestra
Conducted by Antal Dorati
Francesca da Rimini, symphonic fantasy for orchestra in E minor, Op. 32
Composed by Pyotr Il'yich Tchaikovsky
Performed by London Symphony Orchestra
Conducted by Antal Dorati
Prince Igor, opera (completed by Rimsky-Korsakov & Glazunov) Overture
Composed by Alexander Borodin
Performed by London Symphony Orchestra
Conducted by Antal Dorati
曲目:
1. Symphony No. 4 In F Minor, Op. 36: 1. Andante sostenuto - Moderato con anima
2. Symphony No. 4 In F Minor, Op. 36: 2. Andantino in modo di canzona
3. Symphony No. 4 In F Minor, Op. 36: 3. Scherzo: Pizzicato ostinato. Allegro
4. Symphony No. 4 In F Minor, Op. 36: 4. Finale. Allegro con fuoco
5. Francesca da Rimini, Symphonic Fantasy, Op. 32
6. Prince Igor: Overture
評価:★★★★★(オーディオマニア必携)

2007'06.17 (Sun)
Sibelius: Symphony no 7
2007'06.17 (Sun)
Sibelius: Symphony no 4
1984年録音のオリジナル・プレス。
BISはテルデックにプレスを委託しているので
スウェーデン盤ではなくドイツ盤が正しいのかも。
ヤルヴィ&イエテボリによる
シベリウスの定番中の定番。
現在はセットで全集がリリースされているので、
こうして単売で買うメリットはない。
録音機材はSONYのPCM-F1に
L-500HGテープ使用と、
アマチュアの生録レヴェルの安物機材を使用。
しかし、音は良い。
メジャー・レーベルのカネかけたレコーディングが
いかに無意味なものなのか痛感させられる。
ただ、BISは超絶優秀録音目白押しレーベルで、
そういったものと比較すると、やや落ちる。
シベリウスで、どれを買ってよいか迷ったら
とりあえずこのコンビを買えば間違いはない。
演奏:
Conductor Neeme Jarvi
Ensemble Gothenburg Symphony Orchestr
評価:★★★★(いわゆる名演&定番)

2007'06.17 (Sun)
Jean SIBELIUS:Complete Symphonies/conducted by PAAVO BERGLUND
ベルグルンドのシベリウスというと、
80年代にヘルシンキをふった全集が有名。
この廉価盤はオランダプレス、
あまり耳にしない、ロイヤル・クラシックスなるレコード会社、
EMI原盤と記載されており、
正式に原盤を借りて(買って?)プレスしたものであることは
間違いない。
オケはボーンマス、録音は70年代、
定評ある80年代の録音ではなく
あえてこっちを買うのが馬鹿の証明?
ベルグルンドは、さすがにフィンランド人だけあって
お国ものをさっそうと振っている。
演奏は良いが録音は並。
演奏:
Bournemouth Symphony Orchestra
conducted by PAAVO BERGLUND
曲目:
The Seven Symphonies
Pelléas et Mélisande Suite, op.45
The Swan of Tuonela and
Lemminkäinen's Return
from Four Legends, op.22
En Saga, op.9
評価:★★★★(オランダ・プレスはなぜ安い?)

2007'06.17 (Sun)
Sibelius:The 7 Symphonies
同一音源でオランダのブリリアントから廉価盤が出ている。
ブリリアント盤はCD1〜4に交響曲1〜7を収録、
CD5に交響詩がまとめられている。
このベルリン・クラシック盤は4枚組、
交響曲は1〜7まで収録されているが
交響詩がブリリアント盤より2曲少ない。
なお、ブリリアント盤もベルリン・クラシック盤も、
「クレルヴォ交響曲」は収録されていない。
一応、シベリウスの交響曲全集と呼んで
差し支えないだろう、1〜7番ははいっているんだし。
1970年から1977年にかけてのアナログ録音、
全体にバランスがとれていて、
7年間かけて録音したわりに違和感はない。
ザンデルリングらしい折り目正しい
はったりのない、規律を感じさせる演奏。
録音は並、悪くはないが良くもない。
オーディアオマニアが録音目当てで買うようなものではない。
シベリウスは独墺系指揮者があまりとりあげない作曲家で、
有名どころでは、このザンデルリングと帝王カラヤンくらいじゃないか。
カラヤンは全曲を録音していないので
独墺系指揮者の全集は、
ザンデルリング盤くらいしか存在しないのかも。
そういう意味でももっている価値のあるCDだ。
演奏:
Berlin Symphony Orchestra
conducted by Kurt Sanderling
評価:★★★★(ちょっと音が硬い)

追記:
調べてみたら、ブリリアント盤は
ザンデルリングだけでなく
ベルグルンド指揮の音源も混在しているようだ。
2007'06.16 (Sat)
シベリウス:交響曲第2番/他 :指揮アシュケナージ
ピアニストとして、近年は指揮者として
その名声は高まるばかりのアシュケナージ、
その指揮者としてのレパートリーは
すこしばかりかわっているようで、
たしかベートーヴェンの交響曲全集を出していないし、
にもかかわらず、指揮者としての活動をはじめた
初期の段階からシベリウスを得意としていたり
(シベリウスの全集もリリースしている)
なかなか興味深い。
ボストンとアシュケナージの初録音、
ボストンのCDがロンドン・レーベルからリリースされたのも
これがはじめてなのだとか。
1993年3月のライヴ収録
(ライヴ録音はアシュケナージの意向。
ただ、なぜライヴにしたかったのかはわからない)
演奏・録音とも優秀、
なお、前述の全集はフィルハーモニアとの録音で
このCDは全集とは内容の異なる新録なので、
すでに全集を持っている人も買って大丈夫です。
曲目:
1. 交響曲第2番ニ長調op.43
2. ロマンス ハ長調op.42
3. 悲しきワルツop.44-3
4. 交響詩「フィンランディア」op.26
評価:★★★★(現代的な音作り)

2007'06.15 (Fri)
シベリウス:交響曲1・2・5/指揮::オーマンディ&演奏::フィラデルフィア管弦楽団
オーマンディ&フィラデルフィアのコンビは一世を風靡し
録音も膨大な量が残されているが
近年、あえて好んでオーマンディを聴く
クラシック・ファンはあまりいないような気がする。
日本のクラシック・ファンはダイナミックな演奏家を
「派手」とか「下品」といった表現で切り捨ててしまうようだ。
録音は1972年から1978年にかけて、
フィラデルフィアのスコティッシュ・ライト・カテドラルで収録。
この時代の録音はやかましいものが多いが
このCDは悪くないほう。
選曲も、「フィンランディア」や「トゥオネラの白鳥」がはいっていて
とりあえずこれを買っておけばシベリウスの有名曲が
ほとんど手に入るようになっている。
以前、NHKのドキュメント番組で
「フィンランディアは聴く人の不安をあおる」
といった実験の結果を放送していたような記憶がある。
オーマンディのダイナミックな演奏に向いた曲だ。
なお、合唱入りの珍しいヴァージョンなので、マニアは要チェック!
「トゥオネラの白鳥」のトゥオネラとは
日本で言うところの三途の川のこと。
陰鬱だが、美しい曲だ。
オーマンディ&フィラデルフィアむきではない?
シベリウスは、アメリカのオケが
あまりとりあげない作曲家だが、
オーマンディはシベリウスと親交が深く、
特に交響曲2番を得意としていたようだ。
(オーマンディはハンガリー出身だが
フィラデルフィアの常任指揮者を40年以上つとめ、
確かアメリカに移住したんじゃなかったかな)
シベリウスといえばヤルヴィとイエテボリの録音が定番、
とするとこのオーマンディ盤は
オーマンディ人気が凋落したいまとなっては
隠れ名演/名盤といったところか。
曲目:
ディスク:1
1. 交響曲第2番ニ長調op.43
2. 劇音楽「クオレマ」op.44~悲しきワルツ
3. 4つの伝説曲op.22~トゥオネラの白鳥
4. 交響詩「フィンランディア」op.26
ディスク:2
1. 交響曲第1番ホ短調op.39
2. 同第5番変ホ長調op.82
評価:★★★★(シベリウスを聴くと緊張する)

2007'05.31 (Thu)
天国と地獄:アンセルメ・フランス音楽コンサート
定価3000円、消費税の表示無し、
CD初期のプレスだ。
録音は1961年から1964年、古典といって良い。
アンセルメ&スイス・ロマンドというおなじみのコンビ、
演奏録音共に優秀、
曲も珍しいものが多いので買って損なし。
「魔法使いの弟子」は、
ディズニーの「ファンタジア」のあの曲。
32BITリマスターとかXRCDとか
SACDとかHDCDとかなんとかいうけど、
なんも処理してないこのふるいCDでも、
素晴らしい音を聴くことが出来る。
アンセルメらしい、
つやつやと濡れて輝くような、独特の録音、
いわゆる原音再生というのとはちょっと違う、
録音芸術としての優秀録音で、
実演をご覧になられた高城先生のお話によると、
実演は録音されたものと違って普通の音だったそうだ。
(先生の著書「レコード音楽論」より
「レコードと原音再生」の項を参照されたし)
演奏:
指揮: アンセルメ(エルネスト)
演奏: スイス・ロマンド管弦楽団
曲目:
喜歌劇「天国と地獄」序曲(オッフェンバック)
交響詩「魔法使いの弟子」(デュカス)
歌劇「ミニヨン」序曲(トマ)
喜歌劇「美しきエレーヌ」序曲(オッフェンバック)
狂詩曲「スペイン」(シャブリエ)
歌劇「ザンパ」序曲(エロルド)
序曲「イスの王様」(ラロ)
評価:★★★★★(再発されて曲順やジャケも変更されているようだ)

2007'05.10 (Thu)
Mahler: Symphony No.1/Conductor: Sir Adrian Boult
1958年、ロンドンで収録。
マーラーというと長ったらしくて退屈というイメージがあるが、
この1番は50分以内で終わるので、とっつきやすい。
(正直言って、音楽的な内容は、どうでもいい)
素晴らしい優秀録音、
たたきつけるような音波の低音が襲ってくる。
しかも、ゆるゆるでない、引き締まった、
筋骨隆々とした低音だ。
(おそらくミニコンポではまったくききとれないだろう)
音場広大で、左右だけでなく、
深い奥行きが感じられる。
金管もヌケよく、すぱーーーっと空気を切り裂いていく。
ただし、ある程度音量をあげないと、凄さが体感できない。
隣近所から文句がくるくらいの音量が必要だ。
小音量だと、ちょっとしょぼくれた音になり、
音場も狭く感じられる。
優秀録音に負けない力演、推奨盤だ。
作曲:
Composer: Gustav Mahler
指揮:
Conductor: Sir Adrian Boult
曲目:
1. Symphony No. 1 In D Major: Langsam, schleppend wie ein Naturlaut
2. Symphony No. 1 In D Major: Kraftig bewegt, doch nicht zu schnell
3. Feierlich und gemessen, ohne zu schleppen
4. Smyphony No. 1 In D Major: Sturmisch bewegt
評価:★★★★★(最近の録音はどうしてこういう音でとれないのか)

2007'05.08 (Tue)
Vaughan Williams: Fantasia on; Fantasia on a Theme by Thomas Tallis
録音は悪くないが、
マニアがとびついて買うほど良くもない。
最近のデジタル録音に比べたらマシか。
1966年と1967年の録音で、
ステレオ初期の1950年代末期あたりと比較すると、
あきらかに落ちる。
演奏そのものは、
アブラヴァネルの、良い意味で中庸をいく演奏で、
安心して楽しめるよさがある。
4は国内盤がキングからでていたような気がする。
Vウィリアムズは日本では
そんなに人気作曲家というわけではないから
ものとしてはもっていても面白いんじゃないか。
演奏:
指揮:モーリス・アブラヴァネル
演奏:ユタ響
曲目:
1. Fantasia On A Theme By Thomas Tailis For Double String Orchestra
2. Five Variiants Of 'Dives And Lazarus' For String Orchestra And Harp
3. Flos Campi For Solo Viola, Small Orchestra, And Wordless Choir
4. Fantasia on 'Greensleves'
評価:★★★(中庸をいくのにマニア向け?)









