2007'07.29 (Sun)
Ilium - Sirens of the Styx
オーストラリアの正統派パワー・メタル、デビュー作。
オーストラリアというと、
AC/DC、スード・エコー、INXS、モータル・シン、ホッブス
くらいしか、ぱっとは思い浮かばない。
英語圏、広大な国土のワリに、
ドメスティックなロック・ミュージックが
ワールド・ワイドで活躍する機会はあまりないようだ。
このバンド、
B級どころかC級メタルなんだけど、
ロック不毛の地、オーストラリアで
正統派のメタルをやっているという心意気を買いたい。
継続して活動するのは大変だろうが
ぜひ、がんばって続けてほしい。
曲目:
1. Antigone 10:11
2. Embrace The Myth 05:22
3. Solitary Empires 06:13
4. Half-Life 02:37
5. Semblance 06:56
6. Incipience: Beowulf Defeats Grendel 09:49
7. The Celestial Sphere 04:16
8. Quoth The Raven 04:24
9. Tombsouls 05:25
10. Sirens Of The Styx 09:45
Total playing time 01:04:58
評価:★★(寛容な心の持ち主は買ってあげて)

2007'07.29 (Sun)
Angel Witch - Angel Witch
2007年、最新リイシュー盤。
今までに幾度かリイシューされて
そのたびに山のようにボーナス・トラックが追加されてきた。
なんとこの最新リイシュー盤は、
オリジナル・アナログに準ずるつくりで、
ボーナストラックなしの全10曲。
その心意気に惹かれて、購入した。
特にリマスターについての記載はないが、
国内盤CDと明らかに音が違う。
このアルバムは
いつ聴いても
どこで聴いても
何度聴いても、
最高だ。
曲目:
1. Angel Witch 03:25
2. Atlantis 03:42
3. White Witch 04:48
4. Confused 02:51
5. Sorcerers 04:16
6. Gorgon 04:06
7. Sweet Danger 03:07
8. Free Man 04:44
9. Angel of Death 04:52
10. Devil's Tower 02:28
Total playing time 38:19
評価:★★★★★(なにをいえと?)

2007'07.28 (Sat)
Gamma Ray - Sigh No More
1991年リリースのセカンド。
2002年再発リマスター盤で、
ボーナスが3曲追加されている。
ただし、国内盤に収録されていた
「セイル・オン」のライヴ・ヴァージョンが収録されていない。
ジャケットも変更されているが
オリジナルのジャケもリマスター盤のジャケも、最低だ。
というわけで、初期に国内盤を買ったマニアは
このリマスター盤も泣く泣く買わざるを得ない。
といっても、リマスター盤は音質向上が一聴してわかるので、
買いなおしても損はしない。
トミー・ニュートンのプロデュースで、
数多いガンマ・レイのアルバムの中でも
サウンド・プロダクションの優秀さは際立っている。
しかし、カイはこういった
クリアな音作りには不満があったようで、
次作ではトミー・ニュートンは起用されていない。
リリース当時、お世辞にも好評ではなかったが
ガンマ・レイの作品中、
ファーストとともに最も練りこまれた一作であり
B!誌の評価を鵜呑みにした人が多かっただけだ。
曲目:
1. Changes 05:42
2. Rich & Famous 04:39
3. As Time Goes By 04:43
4. (We Won't) Stop the War 03:48
5. Father and Son 04:26
6. One with the World 04:47
7. Start Running 03:58
8. Countdown 04:20
9. Dream Healer 06:21
10. The Spirit 04:18
11. Heroes (4:59)
12. Dream Healer (pre-production version) (9:38)
13. Who Do You Think You Are? (5:07)
評価:★★★★(Rシーパース時代の3作品はどれもすばらしい)

2007'07.26 (Thu)
Gamma Ray - Insanity and Genius
3作目。
本作を最後に、カイの片腕と思われていた
ラルフ・シーパースが脱退してしまう。
理由はジューダス・プリーストの
オーディションを受けたためとかいわれていたような…。
もともとカイのソロとしてはじまったガンマ・レイは
メンバー・チェンジが多く、
活動が不安定な印象があるわりに、
アルバムの出来は安定していて
これは、カイが音楽的主導権を
適度に掌握しているためだろう。
タイトル・ナンバーはカイの曲ではなく、
当時のリズム隊の
ヤン・ルバックとトーマス・ナックの曲。
しかし、2人はわりあいあっさりと脱退してしまう。
曲目:
1. Tribute to the Past 05:04
2. No Return 04:06
3. Last Before the Storm 04:28
4. The Cave Principle 06:51
5. Future Madhouse 04:07
6. Gamma Ray (edited version) 05:20
7. Insanity & Genius 04:30
8. 18 Years 05:23
9. Your Turn is Over 03:52
10. Heal Me 07:32
11. Brothers 05:14
Bonus track on Japanese release:
12. Heroes (4:59)
評価:★★★★(カイのワンマンさが程よい感じ)

2007'07.26 (Thu)
Gamma Ray - Heading for Tomorrow
カイ・ハンセンのソロ・アルバムとして制作されていたのに、
蓋をあけたらガンマ・レイというバンドになっていた。
カイの片腕としてガンマ・レイの中心人物となる
ダーク・シュレヒターは、
このアルバムでは「マネー」でベースを弾いている。
(ダークはサイド・ギターとして加入するが
本来はベーシストで、メンバー・チェンジにともなって
サイド・ギターからベースにポジション・チェンジすることになる)
ライナーに、ほんのひとことだけ、
「カイがハロウィンを脱退してから通っていた
音楽学校での友人が、「マネー」でベースを弾いている」
という記載があり、この時点では
カイの片腕はヴォーカルのラルフ・シーパースで、
ダークは単なるゲストにすぎなかったことがわかる。
ハロウィンのリーダーだったカイが
ハロウィンを脱退してつくりあげたガンマ・レイは
意外なほどにハロウィンとの共通項が少ない
独自性の強いバンドになった。
これは、意図的にそうしたのか、
ハロウィンではカイの個性が
100%発揮されていなかったということなのか、
ちょっと興味深いところだ。
曲目:
1. Welcome 00:57
2. Lust for Life 05:20
3. Heaven Can Wait 04:28
4. Space Eater 04:35
5. Money 03:38
6. The Silence 06:25
7. Hold Your Ground 04:49
8. Free Time 04:57
9. Heading for Tomorrow 14:32
10. Look at Yourself 04:43
11. Mr. Outlaw (4:10)
評価:★★★★★(ヴァイキーとの才能の差は明白)

2007'07.24 (Tue)
Sentenced - North From Here
フィンランドのメロデスの創始者バンドのひとつ、
セカンドだが、一時期、
このアルバムがファーストとされていたような?
理由は忘れた。
典型的なメロデスをやっていたのは
このセカンドだけで、
次作の「AMOK」で幅を広げ、
さらにアルバムをだすにしたがって
ゴス色が強まっていった。
いまとなっては古臭さは否めないものの
メロデス初期の重要作品であることは間違いない。
曲目:
1. My Sky Is Darker Than Thine 05:48
2. Wings 04:32
3. Fields Of Blood, Harvester Of Hate 06:18
4. Capture Of Fire 06:37
5. Awaiting The Winter Frost 05:51
6. Beyond The Wall Of Sleep 03:35
7. Northern Lights 05:16
8. Epic 05:57
Total playing time 43:54
評価:★★★(当時は衝撃的だった)

2007'07.24 (Tue)
Scorpions - Pure Instinct
前作で、長期間にわたった
マーキュリーとの契約を終え、
イーストウェストに移籍してリリースされた。
内容はいつもどおりのスコピ節、
ただ、1990年代後半に、
彼らのようなバンドの活躍する隙間は
存在していなかった(少なくともアメリカにおいては)。
よく「聞き込むほど良くなる」
「聞き込まないとわからない」
という表現を目にするけど、
そんなアルバム、クソに決まっている。
だいたい、最初聴いた時点でつまんないものを
何度も繰り返して聴こうなんて思う
奇特なやつぁ、そうはいないよ。
最初耳にした時点ですばらしくて、
聴き込むほどにすばらしさが増していく。
それが、ほんとうのあるべき姿じゃないか。
そういう意味でも、このアルバムは
「聴きこむほどによくなる」アルバムだ。
地味な曲やバラードが多く、
最初耳にした時点では
「これはすごい!」といった衝撃にはかける。
しかし、良いアルバムであるということは理解できる。
そして、何度も聴き返すにつれて、
良さが増していく。
ヴェテランならではの
ふところの深さを感じさせるアルバムだ。
曲目:
1. Wild Child 04:16
2. But the Best For You 05:19
3. Does Anyone Know 05:55
4. Stone In My Shoe 04:37
5. Soul Behind the Face 03:59
6. Oh Girl ( I Wanna Be With You) 03:48
7. When You Came Into My Life 05:27
8. Where the River Flows 04:09
9. Time Will Call Your Name 03:56
10. You and I 06:13
11. Are You the One? 03:11
Total playing time 50:50
日本盤ボーナス/シーズ・ノッキン・アット・マイ・ドア
評価:★★★(でも、ジャケは酷い)

2007'07.24 (Tue)
Queensrÿche - Promised Land
オリジナルは1994年リリースのリマスター盤。
ボーナス4曲を追加収録。
音質は向上している。
次作「Hear In The Now Frontier」で
ファンを絶望のどん底に叩き落す、
その予兆はこのアルバムでも見受けられる。
名作の続編をつくったり
あまり意味のないライヴ・アルバムをだしたり、
現在では、完全に「終わった」バンドだ。
というか、このアルバムのあたりで、
「終わっていた」のかもしれない。
曲目:
1. 9:28 am 01:44
2. I Am I 03:57
3. Damaged 03:58
4. Out of Mind 04:36
5. Bridge 03:30
6. Promised Land 07:58
7. Dis Con Nec Ted 04:45
8. Lady Jane 04:14
9. My Global Mind 04:22
10. One More Time 04:19
11. Someone Else? 04:44
Bonus tracks on 2003 remastered version:
12. Real World ("Last Action Hero" soundtrack) (4:24)
13. Someone Else? (with full band) (7:13)
14. Damaged (live) (4:04)
15. Real World (live) (3:43)
評価:★★(アルバム1枚聴きとおすのは苦行)

2007'07.24 (Tue)
John West - Permanent Mark
アーテンションのヴォーカリストのセカンド・ソロ。
アーテンションと基本路線が近い
プログ・メタル/パワー・メタルをやっている。
アーテンションよりはギター中心で
パワー・メタル寄り。
こうして聴くと、アーテンションは
ヴィタリ・クープリのワンマン・バンドにみえて
歌メロに関しては、かなりの部分を
ジョン・ウェストが権限を握っているんじゃないか。
驚異的な声量に圧倒される
強力で強靭な正統派のメタル・アルバムだ。
曲目:
1. Permanent Mark 04:07
2. Restless Heart 05:41
3. High Speed Life 04:54
4. The Burning Times 06:05
5. Pariah 04:35
6. Revolutionary 04:46
7. Destiny 06:46
8. History's The Future 06:30
9. Ship Of Dreams 05:16
10. Iron Horses 05:04
Total playing time 53:44
評価:★★★★(もはやこの当時のようには歌えない…)

2007'07.24 (Tue)
The Almighty - The Almighty
さんざんもめて解散したくせに
あっさりと再結成したオールマイティ。
いまひとつ納得いかない再結成同様、
アルバムの出来も納得いかないものだ。
これだったら、消え去ったままでいてほしかった。
曲目:
1. Broken Machine
2. I'm In Love (With Revenge)
3. La Chispa De La Muerte
4. Big Black Automatic
5. For Fuck'S Sake
6. Poison Eyes
7. White Anger Comedown
8. TNT
9. Stop
10. Usak-47
11. Alright
12. Barfly
13. Sucker Brainstorm
14. Fat Chance
評価:★★(もはや新鮮味がない)









