2007'05.10 (Thu)

Kreator - Out Of The Dark... Into The Light

CD/米盤/1988年

ミニ・アルバムで、
現在流通しているものとは
まるで内容が異なっている。

表記では
Impossible to Cure
Lambs to the Slaughter
Gangland
の3曲が最初に収録されていることになっているのに、
実際には、下記の曲順で収録されている。

これのアナログ・レコードをもっているんだけど、
(というか、最初に買ったのはCDじゃなく、レコードだった)
A面がスタジオ・テイク3曲、
B面がライヴ3曲収録で、
レコードの表記がCDにも
そのまま転載されているんだろう。


Lambs to the Slaughterはレイヴンのカヴァー、
Ganglandはタイガース・オブ・パン・タンのカヴァー。
レイヴンは、オリジナルの破天荒さが再現できていない。
タイガース〜は、クリエイターらしく陰鬱になっている。


聞き物は当然、ライヴ・テイクの3曲で、
なかでも「Awakening of the Gods」は壮絶。
決して演奏が巧いわけじゃないし、
パンテラなんかのモダン・ヘヴィみたいに
重戦車でおしつぶしていくようなものでもないが、
ヨーロッパのスラッシュ・メタル特有の
陰鬱でどろりとした、呪われるような如何わしさに満ちている。

パンテラあたりが、
リメイク版のモダンなゾンビ映画だとしたら、
クリエイターはロメロどころか、
ルチオ・フルチやハーシェル・ゴードン・ルイスあたりの
カルト・ホラーの雰囲気を漂わせている。


ヘヴィ・メタルとは如何わしい音楽、
社会や学校や先生や両親に糾弾される音楽で、
そのなかでも、特にスラッシュ・メタルというのは
糾弾されるべき最右翼の存在で、
その心意気をメタリカやスレイヤーといったバンドが
すっかり失ってしまっている現在でも、
いまだにそのアティテュードを失っていない、
だからこそ、クリエイターやソドムやデストラクションといった
一連のヨーロピアン・スラッシュには
熱狂的なファンがついてはなれないのだろう。



曲目:
Terrible Certainty [Live]
Riot of Violence [Live]
Awakening of the Gods [Live]
Impossible to Cure
Lambs to the Slaughter
Gangland


評価:★★★★(スラッシュ名盤)

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21:52  |  K  |  TB(0)  |  EDIT  |  ↑Top

2007'05.10 (Thu)

Misanthrope - Visionnaire

CD/仏盤/1997年

フランスのDOOM、4作目。
フレデリック・ノルドストロームのプロデュースで、
DOOMというよりも、ゴスとか、メロデスとか、メロブラの
色合いが強くなっている。

ま、悪くはないけど、良くもないの典型か。
1990年代の作品ということを考慮すれば
上質といって問題ない。



曲目:
1. Future Futile 05:30
2. Bâtisseur de Cathédrale 05:36
3. Hypochondrium Forces 05:42
4. Le Silence des Grottes 04:55
5. 2666 06:38
6. La Dandy 07:37
7. Hands of the Puppeteers 06:18
8. La Rencontre Rêvée 06:10
9. Irrévérencieux 06:21
10. Visionnaire 09:06
Total playing time 01:04:00


評価:★★(なんか垢抜けない)

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02:13  |  M  |  TB(0)  |  EDIT  |  ↑Top

2007'05.10 (Thu)

Mahler: Symphony No.1/Conductor: Sir Adrian Boult

CD/米盤/1995年

1958年、ロンドンで収録。
マーラーというと長ったらしくて退屈というイメージがあるが、
この1番は50分以内で終わるので、とっつきやすい。
(正直言って、音楽的な内容は、どうでもいい)

素晴らしい優秀録音、
たたきつけるような音波の低音が襲ってくる。
しかも、ゆるゆるでない、引き締まった、
筋骨隆々とした低音だ。
(おそらくミニコンポではまったくききとれないだろう)

音場広大で、左右だけでなく、
深い奥行きが感じられる。
金管もヌケよく、すぱーーーっと空気を切り裂いていく。

ただし、ある程度音量をあげないと、凄さが体感できない。
隣近所から文句がくるくらいの音量が必要だ。
小音量だと、ちょっとしょぼくれた音になり、
音場も狭く感じられる。


優秀録音に負けない力演、推奨盤だ。



作曲:
Composer: Gustav Mahler


指揮:
Conductor: Sir Adrian Boult


曲目:
1. Symphony No. 1 In D Major: Langsam, schleppend wie ein Naturlaut   
2. Symphony No. 1 In D Major: Kraftig bewegt, doch nicht zu schnell    
3. Feierlich und gemessen, ohne zu schleppen   
4. Smyphony No. 1 In D Major: Sturmisch bewegt


評価:★★★★★(最近の録音はどうしてこういう音でとれないのか)

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01:41  |  クラシック:交響曲/管弦楽曲  |  TB(0)  |  EDIT  |  ↑Top
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